女心とプロトコル

メールプログラムのその後

先週の記事で、メールの自動受信をやっている事を書いた。
その後の顛末など書いてみたい。

1200件

メールの削除に失敗した時は、自分に『失敗したよ』メールが
来るようにしてみた。

今朝は果たして・・・・・。

未読メール:1200件!!

あかん、ぐるぐるとエラーメールを投げている。
5分おきに10件ずつ、地道に、地道に・・・

POPと恋の迷路

POPサーバーに嫌われているのは分かったが、
サーバーちゃんが何を考えているのかわからん。

途方に暮れたので、同じフロアにいる、サーバーエンジニアのKさん(女性)に弟子入り。

『たまにDELEが失敗して、一度失敗すると生き返らないんだよう。
こじれたPOPサーバーとやり直すにはどうしたらいい?』
と泣きついてみた。

『恐らく、プログラムの不具合で正常にQUITされてないので、
サーバーがセッションを切れずに、困っているんだと思います』

おお!そういうことか!

POPちゃんの乙女心

プログラムを見ると、DELEもQUITも、コマンド送信のすぐ後に、
戻り値の確認が書いてある。
特に応答を待つ処理も書いていない。
これでは、サーバーの応答が少しでも遅れたら読めない事になる・・・

そして、QUITに関しては、クライアントがコマンドを投げたそばから
消えてしまう(Disposeしちゃうので)。

この状態をサーバー(仮に『POPちゃん』と呼ぶ)から見ると、こんな感じになる。
クライアント『POPちゃん、メール消して。じゃあバイバイ(サッ)』
POP『あ、(忙しいけど早く返事しなきゃ)・・・・・・・・・・・・・・・・ハイ!消します!』
いない。
POP『バイバイって言うから返事してるのに、応答がない・・・どうしよう』
という状態になるわけだ。

そして、『わたし寂しい。そろそろセッション切ろうかな・・・』と
POPちゃんが考え始めた頃に、
『POPちゃーん!!メール何件ある?』と
またクライアントが接続してくるわけだ。

待つ女・・・・
そりゃこうなるわけだ。

教えられてやっとわかる、女心とプロトコルでした。